ID-5100に外部GPSを接続 [D-STAR×GPS]
日本橋でお世話になった方から「ID-5100に外部GPSを接続したい」の連絡がありました。
そこで、手持ちのGPSとID-5100Dで確認してみることにしました。
GPSは以前使っていたGARMINのGPSセンサーモジュール18xPCを利用。
市販のGPSをD-STAR機に接続するにはシリアルタイプのデータ通信ケーブルが必要ですが、こちらは以前買ってあったメーカー純正ケーブル(OPC-1529)を利用。
GARMIN側とOPC-1529間はクロス変換&GenderChangerのアダプタを入れてやります。
画像のオレンジ色の変換アダプタはELECOM社のAD-R9シリアルリバースアダプタで、コネクタ形状はD-Sub9Pinのオス-メスで、ストレート→リバースに変換。黄色の変換アダプタは同じくELECOM社のAD-D9FFで、コネクタ形状はD-Sub9pinのメス-メス。(どちらもamazonなどの通販サイトで入手できます)
ID-5100側の設定は、MENUのGPS設定で【外部GPS】を選択。
GPS側のボーレート初期値が4800、ID-5100のボーレート初期値が9800なので
ID-5100のMENU【機器設定】-【データスピード】で4800を選択。
この状態でしばらく測位すると、下記のとおりGARMINの測位状況がID-5100に送り込まれていることが確認できます。
D-STARリグ選定のポイント [D-STAR]
D-STAR(Digital Smart Technologies for Amateur Radio)が世に出回ってから約十年。
短い期間で世界的に大きく普及したD-STARは、新しい製品が出る度に操作性などが進化しており、リグ選びに困ることもしばしばです。^^;
バンドや出力、広帯域対応かどうかなど、リグを選定する条件はたくさんありますが、デジタル部分については、わずかな違いが後々の満足感を左右することも。
そこで、カタログを見比べるだけではわかりにくいD-STAR機の違いを一覧表(*)にしてみました。
まず大きな違いは、D-STARレピータを使うときに
(1)周波数やレピータ&相手局コールサインを自分で設定する
(2)あらかじめ入れておいたメモリーを使う
(3)簡単設定機能(DRモード)を使う
のどれが使えるか?の違いがあります。
(1)の方法は、D-STAR対応機であれば、アイコム製でもそれ以外のリグでも、全てのリグで使うことができます。
(2)の方法は、ゲート超え(ゾーン外との通信)が簡単にできるとして特に国内で流行った方法ですが、D-STARレピータの数が増えるにしたがいメモリー数が足りなくなり、アクティブなHAMにとっては使い勝手の悪いものになってきました。
(3)の方法はID-80/880から搭載された機能で、特にID-31で[DR]キー長押し後の操作性を体感してしまうと、それ以前のD-STAR機が使えなくなってしまうほどです。^^;
もう一つ、GPSをどう接続するかの問題も見過ごすことができません。
非常通信や山岳移動に使う場合はもちろん、仲間とアイボールする時なども、GPSは便利なアイテムです。
(1)固定機:リグに位置情報を手入力する[GPSマニュアル設定]機能のあるリグは便利です。
(2)モービル機:国内モデルのIC-2820はGPS標準ですが、その他のモービル機や固定機の場合は、ガーミン社のGPS18×PCなどを取り付けることで、GPSを利用できます。
(3)ハンディ機:ID-80&ID-92には専用のオプションGPSマイク(ヘビーな作業にも耐えそうな頑丈さ!)が用意されています。ID-31やID-51はGPS内蔵ですが、高精度なのでお勧めです。
なお私はすでにID-51を予約済み あとは「はやく発売開始して~」とお祈りする毎日が続いています。^^;
(*)2012/10/31 リストを見た方々からfacebook経由でたくさんのコメントやメッセージをいただいたことから、一覧表を改訂しました。主な改訂箇所は下記のとおりです。
・ID-1および生産終了機種も追加
・各機種の発売開始年も追加
・モードや最大出力を追加
・その他、お問い合わせのあった機能などを追加
たくさんの方々にブログをご覧いただいたようで、とっても感激です。
D-STARリグのGPSメモリをGoogle Mapに取り込む [D-STAR×GPS]
以前、ID-31のGPSログを、無料でダウンロードできる地球儀ソフト:Google Earthに取り込む方法をご紹介しましたが、知人から「ID-92のGPSメモリは地図に出せないの?」「オレIC-2820でせっせとGPS位置情報メモってるんだけど、アラーム以外に使い道ないの?」の質問が。
ちょっと手加工必要ですが、GPSメモリ機能のあるD-STAR機なら、Google Map(*)などに取り込んで表示させることができちゃいます。(o^^o)
(*)Google社がインターネットを通じて提供する地図ソフト。地図に取り込むにはあらかじめユーザ登録必要です(無料)
大まかな流れは[GPSメモリデータを取り出す]→[KML形式に変換]→ [GoogleMapにインポート]です。
- クローニングソフト(またはコントロールソフト)を起動(リグはあらかじめPCに接続しておきます)
- リグのデータをソフトに取り込む
- GPSメモリを[ファイル]-[エクスポート]でPCに保存(CSV形式でファイルが保存されます)
- CSVファイルの加工:KML形式に変換する前、簡単な加工を行います。
エクスポートしたCSVファイルを開く。
CSVファイルのデータを、上のように[整理番号・Name・説明・経度・緯度・標高]の順に並び替えます。
>整理番号:必須(なんでも良い)
>説明:ブランク可(あとでも編集できます)
>標高:ブランク可
入れ替えが終わったら、1行目(見出し)を削除し、保存します。 - インターネットでGoogleマップ KML/CSV相互変換サイトを開いておく。(便利なサイトです。多謝)
- 保存したCSVファイルを、Excelではなく、メモ帳などのテキストエディタで開く。
こんな感じで、データがカンマで区切られています。 - テキストエディタの文字を[全て選択]-[切り取り]して、Googleマップ KML/CSV変換サイトの右側<CSV>に[貼り付け]します。(空白になったテキストエディタは開いたままにしておきます)
- [CSVからKMLに]ボタンをクリック
- サイト左側<KML>に出て来た文字を全て選択[コピー]し、元の空白のテキストエディタに[貼り付け]する
- テキストエディタを[ファイル]-[名前を付けて保存]で、拡張子を[.kml]に変更して保存する
- ブラウザでGoogle Mapを開き、ログインしておきます
- [マイプレイス]-[地図を作成]-[インポート]の順にクリック
- [ファイルを選択]で、作成したKML形式のファイルを選択し[アップロード]します
- こんな感じで地図に表示できます。
GPSログは軌跡表示できて便利ですが、D-STAR機持ってお出かけした際、GPSメモリをセッセと蓄積して行くことで、例えば『オービスマップ』や『ネ○ミ取り目撃場所』、『うどん店制覇マップ』とか『温泉制覇マップ』、『登った山の記録』や『レピータエリア調査』などなど、いろんな使い道がありそうです。
また「オプションGPS付けてないよー」の方も、QSO相手局がGPS位置情報を送ってきた時、相手局の位置情報を『GPSメモリに書き込み』しておくことで、地図上に相手局コールサインや交信日時を表示させることもできます。
ID-31はもちろん、ID-92やID-80、IC-2820やID-880などに搭載されたGPS機能でも十分遊べるので、「オレのリグGPSログ機能ない」とお嘆きの方も、これならイロイロ遊んでいただけるのでは?って思います。(o^^o)
祝!比叡山RPTがネット接続運用開始 [D-STAR]
関西の「超広域レピータ」として有名な比叡山430レピータが、ネット接続運用開始されました。
この比叡山レピータ。ネット回線を引けない山の上にあり、試行錯誤の結果、美ヶ原と同じようにアシストリンクでネット接続をする...のウワサを聞いていましたが、いよいよ接続されたようです。
そこで気になってくるのが、レピータのエリア。大阪市内でも比叡山430がメリット5で受信できるくらいなので、いったいドコまで届くのだろう?...ということで、カシミールの可視マップ機能でざっくり占ってみました。
これは偉大なフリーソフト:カシミールを利用したもので、「見えるトコロには電波が届く」と推定し[可視マップ]機能で「見える範囲」を計算させたもの。実際の伝搬とはもちろん異なりますが、たいへん便利で、山に登る前にはアクセスの目安にするためよく使います。このマップを見ると比叡山430は、北陸や東海に移動する際などかなり広範囲で利用できそうです。
ただし・・・比叡山430にはDPRSのI-GATEもあるようなので、 うっかりスピード出してQSOしていると、全国規模でスピード違反バレバレになる可能性ありなのでご注意を。(^^ゞ
道草をなかったコトに!ID-31のGPSログを編集する方法 [D-STAR×GPS]
ID-31を持ち歩くようになり、やたらとGPSログを取るクセがついてしまいました。
帰宅後はGoogle Earthに取り込み、旅の余韻に浸ったり、ファイル名をつけてHDDに保存したりしていますが、慣れてくるにしたがってGPSログを編集したい時がよく出てきます。
・迷子になった履歴を消し去りたい
・道草を家族(または仲間)に隠し通したい
・トイレに入った事実と滞在時間(笑)をなかったことにしたい
・GPSの誤差を修正し、整った形で残したい...などなど(;^_^A
そんな時に役に立つのが、フリーのアプリ:GPSPruneです。
日本語にも対応していて、背景にWebマップも表示可能。作者様に感謝感激です。
まずGPSPruneのサイトを開いて説明文を読みます。
(説明の他、作者様の心意気も理解しておきたい)
ダウンロードはコチラ。
ダウンロード後は、gpspruneファイルを開くだけというカンタンなアプリです。
まずID-31のGPSログファイルをGoogle Earthに[インポート]後(インポート方法はコチラ)
この時「しまった!この記録は消しておきたい!!」コトが判明した場合は、名前をつけてKML形式で保存しておきます。
次に、ダウンロードしたGPSPruneファイルを開きます。
最初は素っ気ない画面です。
[ファイル]-[ファイルを開く]で、保存しておいたKML形式のファイルを読み込みます。
初めはこのような感じで、軌跡のみ表示。
[ビュー]で[地図を表示]にチェックすると、あら便利。地図も表示されます。
この状態で、削除したいポイントにカーソルを合わせると、右側にポイントの緯度経度や時間を表示します。この状態で[点を削除]アイコンをクリックすると、そのポイントを削除できます。
自動的に次のポイントに移動するので、右のウィンドウ表示も参考にしながら、不要な位置情報を順次削除します。
なお『往路と復路を一つのファイルにまとめたい』ような場合も、このアプリでまとめることができます。
途中うっかりID-31のPWRボタンを押してしまいログファイルが分断されていたものも、このように一つにまとまりました。この状態でOKの場合は、[ファイル]-[保存]で適当なファイル名をつけて保存します。
Google Earthで読み込みたい場合は、[ファイル]-[KMLにエクスポート]で保存します。
このようにGoogle EarthでKMLファイルを読み込み直しておくと「なんでこの時のログだけ違うアプリで表示するの?アヤシイ!!」みたいな疑念を持たれずに済みます。(;^_^A
カンタンなので、今年ID-31を持って遠出した時のデータを読み込んでみました。
日本列島制覇MAPが作れそうです。なんだか、もっとID-31を持ってあちこち出かけたくなりました。
『お空で逢いましょう』番組内で関ハム情報も [アマチュア無線]
ならどっとFMでアマチュア無線情報番組『お空で逢いましょう』が放送されています。大阪在住の私も、インターネットで放送を聞くことができるので、いつも楽しみにしています。
この番組のインターネットバージョン最新版で、コールサイン取得したばかりのYLさんに番組パーソナリティのたけるさんとTOSIさんがD-STARの醍醐味を説明(いや、説得?)する様子が収録されています。(ちなみにかおるさんは春日井周辺でD-STARをされているそうなので、コールサイン指定でQSOできるかも)
また番組内では今月の関ハム情報も!
たけるさんを見つけて「お空で逢いましょう聞きました」って言うと、番組オリジナルステッカーがもらえるとのこと。
たけるさんとはまだお会いしたことないのですが、先日平野430レピータから「JK3AZL、コール指定で呼んでますけど聞こえますかー?」の電波が飛んできて、お空では既に面識あり(笑)。今年の関ハム、さらに楽しみが増えました。
和歌山市でD-STARの披露式典が開催されました [D-STAR]
6月15日、和歌山市の日赤会館で、JARL主催による『アマチュア無線におけるデジタル通信を利用した広域通信システム』の披露式典が開催されました。
これは、一般のアマチュア無線家によって設置されている有田/紀の川/高野山レピータに加え、和歌山県知事の依頼がきっかけで田辺市・串本町・新宮市(新宮は調整中)にもD-STARレピータが設置され、災害が発生した時には、県が配備している防災行政無線などに加え、多重の通信インフラとして和歌山県の海沿いをカバーできるとし期待されるもの。
和歌山市の日赤会館内にもD-STARの機器が設置されており、赤十字特別救護隊の方々が中心になって活用されているとのこと。
赤十字特別救護隊所有の無線車。
画像は1.2G用アンテナを上げ、和歌山市内から高野山のDDモードレピータにアクセスし、(仮想)被災現場の様子を画像でモニタしている様子。
DV(デジタルボイス)モードで音声&データが同時送受信できることも便利ではありますが、津波や土砂くずれ、橋がケーブルごと流されるなど広域で回線が失われた時、従来「写真一枚ひとつ送る手段がない」と言われていた状況が、DDモードなら、簡単な機器だけで写真やデータ・動画も送ることができることから、式典終了後も、結構マスコミの質問が飛び交っていました。
D-STARが「役立つ&楽しみ方を開拓できる」として州単位・国単位で普及が進んでいる海外に比べ、発祥元の日本は様々な反対意見や派閥・軋轢などもあり、『一丸となって普及しましょう』といった状況にないのが正直なところ。
しかしながら、今回和歌山県知事の「さまざまな対策を行ってきたが、県民を守るためには多重のインフラを確保しなければならない。それにはこのシステムが必要」の言葉や、日赤特別救護隊の「私たちは医師や看護師さんが安全に活動できる環境を整えるため、真っ先に被災地に出向きボランティアで活動している。たった3分の連絡を取るためにたいへんな苦労を重ねてきたが、D-STARを導入してどれだけ助かっていることかわからない」といった話を伺い、真摯に、純粋に、こういった方々のお役に立ちたいと思いました。
Dayton Hamvention 2012 [アマチュア無線]
現地に向かった知人より、今年のD-STARレピータ&Reflector情報が届きました!
彼からのメールに「電波出すかも」とあったので待機していたのですが・・・W8RTLレピータのアクセス状況を見ると、世界各国からアクセスされている様子。しかも会場内ではさまざまなイベントや展示、アイボールもあるようなので、期間中に彼とコンタクトとれるのやら、ちょっと不安です。(^.^)
ID-31に交信相手を登録しています [D-STAR]
最近すっかりD-STAR人口が増えたおかげで、受信コールサインを見ても1stコンタクトなのかどうかわかりにくくなってきました。もちろんパソコンを持ち歩けば良いのですが、アクティブに持ち歩きたいID-31。できることならパソコンレスで遊びたいもの。
ということで最近は、QSOしていただいた局長さんをセッセと愛機に登録しています。
まずはCQに応答した時(またはCQに応答してもらったとき)。
ワンタッチ応答キー[RX→CS]キーを押すと相手局コールサインを取り込んで、ID-31の表示はこんな感じになります。
QSO終わったあとは、楽しかった記憶を忘れないよう愛機に相手のお名前を登録するため、コールサイン設定[CS]キーを押して、コールサイン表示画面にします。
[UR(相手局コールサイン)] に、ワンタッチ応答[RX→CS]キーで取り込んだコールサインが表示されているのがわかります。ここで右下[QUICK MENU]キーを押すと、下のような表示に。
[相手局メモリーに登録]にカーソルを合わせ真ん中の紫ボタン(決定キー)を押すと、YOURコールサイン編集画面に移ります。
上キーで[ネーム]にカーソルを合わせ、紫ボタン(決定キー)を押してお名前登録画面に移ります。
ここから、パソコンのワープロ機能に慣れた人にはちょっと大変な作業が...(-.-)
(慣れたら平気なんですけど。あとでパソコンのクローニングソフトで編集する方法もあり)
まずはお名前の一文字目。
『丸』の字を入れたい時は、ダイヤルをくるくる回して『ま』を選択した後に[QUICK MENU]キーを押すと、『ま』で始まる漢字が読み順に出て来ます。
ここでダイヤルを回して『丸』の上にカーソルを合わせ、紫ボタン(決定キー)を押すと『丸』の文字が入り、二文字目に。
この動作を繰り返し、お名前を登録して行きます。
なおネーム登録画面で[QUICK MENU]キーを押すと、文字種が変更できます。
全てのお名前文字が入力できたところ。
紫ボタン(決定キー)を押すと、YOURコールサイン編集画面に戻ります。
ダイヤルを回す(または[QUICK MENU]キーを押す)と、<<追加書き込み>>表示に。
ここで紫ボタン(決定キー)を押すと、追加書き込みしますか?と聞いて来ます。
[はい]にカーソルを合わせ、紫ボタン(決定キー)を押すと...
[CS]キーを押した直後の表示に戻ります。「えー!?登録されていないやん」
慌てず[CLR]キーを押してコールサイン設定画面から抜け出ると...
コールサインと一緒に、お名前表示になっているのでした。(o^^o)
一度登録しておくと、次にその方から受信したとき、コールサイン+お名前が表示されるので、
「あぁ、前にQSOしてもらった方だ!」
「前は長岡の天気のお話聞かせてもらったなぁ」
「そうそう、声がとってもダンディな方だった」
などと様々なことを思い出すことができて、さらにQSOが盛り上がるのでした。
ID-31のお名前登録には200名分のメモリあり。がんばって全メモリ登録を目指すぞー!
ID-880に高精度GPSを接続してみる [D-STAR×GPS]
知人から「ID-880でDPRSするのにイイGPSを紹介してよ」の連絡がありました。
私のID-880には登山で使わなくなったGARMINのeTREXを接続していますが、(1)測位が超遅い (2)乾電池なので車載では不便...でお勧めできない状況。知人に紹介するならまず自分でイイGPSを入手して、動作確認しなくっちゃ。ということで、愛車に積んでいるID-880のDPRS用に、GPSを入れ替えることにしました。
海外サイトも含めいろいろ探してみましたが、電源供給しやすく、高精度でRS232Cで接続できる。。。といえば、やはりGARMINのGPSセンサーモジュール18xPCが最適でしょう。ということで、GPSも取り扱っているハムショップ:中部特機産業福井店さんに電話で聞いてみたところ「あぁ、在庫ありますよ~」の嬉しい回答が。(o^^o)
翌日配達で届いた商品。こんな感じです。
市販のGPSをD-STAR機に接続するにはデータ通信ケーブル:OPC-1529を使いますが、GARMIN側とOPC-1529間に、クロス変換&GenderChangerのアダプタを入れてやります。これは以前eTREX用に使っていたものをそのまま流用しました。
↓こんな形の変換アダプタ (*)
さっそく愛車に持ち込んで、ID-880に接続してみました。
コールドスタートにもかかわらず、あっという間に測位完了です(仕様:コールドスタート45秒、ホットスタート2秒)。前に使っていたeTREXやIC-2820DGより、断然早いです!ちなみに写真は家のガレージの中。屋根の下ではありますが、測位OKです。送信もバッチリOK。ID-31に表示されていました。
これで、愛車で出かける時も、サクサクっとDPRS運用ができるようになりました。(o^^o)
(*)2012/11/5追記
お問い合わせをいただいたので、 変換アダプタの型番などを追記します。
画像のオレンジ色の変換アダプタはELECOM社のAD-R9 シリアルリバースアダプタで、コネクタ形状はD-Sub9Pinのオス-メスで、ストレート→リバースに変換します。
黄色の変換アダプタは、同じくELECOM社のAD-D9FFで、コネクタ形状はD-Sub9pinのメス-メス。
どちらもamazonなどの通販サイトで入手できます。