SSブログ

被災住宅地危険度判定実地訓練が実施されました(大阪) [徒然なるままに]

11月11日、大阪北部の箕面森町にあるニュータウンで、被災住宅地危険度判定実地訓練にが実施されました。

この訓練は大阪建築物審査対策推進協議会が企画されたもので、実際の宅地を利用して行う実地訓練は全国初とのこと。
実際の宅地のさまざまな地形(しかも当日は雨が降った止んだりでぬかるんだ状態)を利用した訓練は、各自安全確保を意識しながら行わなければならないため「訓練には最高の環境なんです」とのこと。image2.jpg

image3.jpg

スタッフの中には実際に東北で住宅の判定をした方がおられ、体験を元にした講義には重みを感じました。

大阪北部を震源とするM7.3規模の地震が発生したと想定した訓練には、大阪府内市町村の判定士の方々の他、近隣の京都府や滋賀県、三重県、山口県からも訓練参加者が集まるほどの盛況でした。

前日には、スタッフの方々が宅地の各地に、クラックに見える造作など訓練に必要なさまざまなしかけを施されたのだとか。さらに訓練前には無線機操作の講習も行われ、各班には無線機(特小)配布され「訓練中はケータイ禁止。連絡は原則無線機のみで行う」ルールであったことも、本気で被災時を想定した訓練なんだなぁ、と感心させられました。

image4.jpg
無線機講習の際には「無線機使ったことないです」の方も結構いらっしゃいましたが、実際の訓練時は全員「本部、こちら○○班○○です。・・・・どうぞ」のスムーズな交信を行っていました。今回は特小を使っての訓練でしたが、PTTを押してしゃべる、離して受信、の交信がスムーズにできることは、緊急時に何らかの無線機が配備された時も、きっとお役に立つのだろうなぁと思いました。


nice!(3)  コメント(1)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 3

コメント 1

JE4XWS

AZLさん、お邪魔します。
特小やデジタル簡易は災害時に役立つアイテムだと思うので、こういう機会に使って頂くのは良い事だと思います。
災害時はアマチュア無線のイメージもありますが、何でもアマチュアでやるというのではなく、特小やデジタル簡易等と棲み分けをする事は大切だと思います。
アマチュア無線家も、たまには特小等を使ってどの程度利用出来るのか知っておくと良いですね。特小だとレピーターも利用出来ますし。
そういう意味でも、IC-4300は注目の機種です(^^)
by JE4XWS (2011-11-13 18:30) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。